欧州サッカーのライブ観戦でお馴染みとなったCSのサッカー専門チャンネルのライブですが、このライブ中継をサッカーファンに向けてクオリティーの高い中継を届けているのが『データマン』です。

 

■サッカー中継には欠かせない存在の知られざる裏方業

そのデータマンに関してサッカー専門ウエブサイト『フットボールチャンネル』には、視聴者に存在を知られることはありませんがサッカー中継には欠かすことの出来ないその仕事の舞台裏を取り上げています。

http://www.footballchannel.jp/2014/04/16/post36294/

 

業務内容は、対戦する両クラブも選手・監督・スタジアムなどのデータや歴史についての情報を資料にまとめて実況アナウンサーと解説者のために詳細を収集します。以下はフットボールチャンネルに掲載された中継資料の詳細です。

・リーグの詳細(順位表、得点ランク、優勝や昇格・降格争いの行方)
・審判団(主審のプロフィール、裁いた試合数、警告提示数、退場者数)
・スタジアムの詳細(場所、歴史、大きさ、収容人数)
・当該チームの詳細(シーズンの結果、過去の成績、歴史など)
・監督の情報(生年月日などプロフィール、経歴、人物像、戦術的哲学)
・コーチやフロントの役職、顔写真
・現地報道の翻訳記事
・直近試合の詳細なスタッツ、試合後のコメント
・当該試合に向けた選手、監督のコメント
・試合前日会見の翻訳記事
・シーズン全試合のスタッツ、フォーメーション
・所属選手一覧(生年月日、身長・体重、利き足、ポジション、経歴、プレースタイルなど詳細なデータも)
・移籍情報
・負傷者情報

 

■情報収集に不可欠な「英語能力」

このような資料を揃えることによって該当チームの試合を観ていなくてもクラブ創設の歴史から最新の情報および戦術までを知ることが可能となります。

detamen

 

しかし資料作成のために必須とされるのが「英語能力」です。まず、データ資料作成にあたって『ウィキペディア』を利用することを禁止されています。その理由として豊富な情報があるもの不特定多数の人々が編集可能なウィキペディアでは信憑性に欠けるからです。

それによって全てオフィシャルの情報や現地メディアのニュースを収集することが必要となることで最低でも英語能力は必須とされるのです。

 

■サッカー中継のレベル向上は日本サッカーのレベル向上に

他にも代表戦の場合は、直前の選手入れ替えや突然の若手抜擢など不測の事態が多数発生することや時差の関係で日本時間では真夜中に発表されることもあるため締め切り前日は徹夜での作業を強いられることもあります。

こうしたことを踏まえても日本のサッカーサイト等では伝えられていない情報などをアナウンサーと解説者が中継で話題にすることで、視聴者が該当試合の裏話を知ることによって観戦をより一層楽しむことにもなり、データマンも大きな達成感を得られることになるのです。

データマンがサッカー中継を「より深く」「よりクオリティーの高い」ものにするためにデータを収集することによって中継のレベルが上がっていき、それによってサッカーファンの目も向上して結果的に日本サッカーの競技レベルの向上につながっていくはずです。

 

 

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