2013年度Jリーグクラブ経営情報開示・J1 | サッカービジネス レポートファイル

29日にJリーグから正式発表される『クラブライセンス制度審査』で、今シーズンのJ1・18クラブとJ2・22クラブに対して来シーズンもリーグ参加資格であるクラブライセンスが交付される見通しになることが確実となりましたが、今年も7月に発表された2013年度(2013シーズン)のJ1・J2クラブ別個別経営情報の開示内容をJ1を検証していきます。

 

http://www.j-league.or.jp/aboutj/document/pdf/club-h25kaiji.pdf

 

■J1は赤字4クラブ、債務超過3クラブ

開示概要によるとJ1・1クラブ当たりの平均営業収入は30億7,800万円(前年比97.6%)で、広告料収入(1クラブ当たり)・14億1,700万円(同101.3%)、入場料収入(1クラブ当たり)・6億9,300万円(同104.5%)となりました。

jleague

損益総括では、18クラブ中4クラブ(湘南ベルマーレ、清水エスパルス、名古屋グランパス、サガン鳥栖)が経営赤字となり、貸借対照表では横浜、鳥栖、大分の3クラブが債務超過となっています。

 

■10億円の特別利益で改善する横浜

事実上の大幅な改善となったのが横浜で2013年度も6億7,700万円と2期連続の債務超過になりましたが、親会社である日産自動車が追加した10億円の特別利益を広告宣伝費扱いで計上したことで2013年度は10億円の純利益となりました。

また、マンチェスター・シティなどを傘下にする『シティ・フットボール・グループ』との提携による資本提携と併せて債務超過解消でもほぼ目途がついたとJリーグから判断されたようです。

 

■安定志向になるJ1クラブ

他では、サガン鳥栖の赤字および債務超過と名古屋の連続赤字などが危惧されますが、「クラブライセンス制度」を意識した運営で安定志向になったように見られます。

 

次回はJ2クラブの個別経営情報の検証です。

 

 

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