Pocket

欧州サッカー連盟(以下・UEFA)は、7日に日本の自動車メーカー『日産自動車』と2014-15シーズンからUEFAチャンピオンズリーグの公式スポンサー契約を結んだことを発表しました。

 

UEFAの発表によると契約期間は2014-15シーズンから2017-18シーズンまでの4年で、日産は独占的に製品およびサービス提供を通してチャンピオンズリーグに関わっていくことになり、契約対象には2014年、2015年、2016年、2017年のUEFAスーパーカップも含まれているとのことです。

nissanchampionleague

契約金の詳細については明かされていませんが、メディアによれば年間7,500万ドル(約76億円)ほどであると報じています。

 

■『フォード』のCL撤退によりスポンサー契約が可能に

スポンサー契約について、日産の常務執行役員でグローバルマーケティング・ブランド・コミュニケーションを担当するルードゥ・ブリース氏は「チャンピオンズリーグの力を借りて、我々はさらに先を目指したい。この大会の聴衆の多くは当然ヨーロッパで、我々はそこでアジアナンバー1の自動車メーカーとなることを目指しています」とコメント。

W杯と同様、チャンピオンズリーグのスポンサーになる場合、すでにスポンサーである業種と同業種のスポンサーとは契約を結ばないルールとなっているのですが、1992-93シーズンからチャンピオンズリーグのスポンサーを続けてきたアメリカの自動車メーカー『フォード』が、3月に今季限りで契約を終了すると発表したことで日産にスポンサー契約を結ぶ機会が訪れました。

 

 ■CLは好調な欧州での売り上げをさらに伸ばすための魅力的なコンテンツ

日産の欧州地域においての販売および生産管理を統括する『欧州日産』が、2月の欧州市場における新車販売台数を前年同月比より16.1%増の伸び率を達成したと3月に発表しました。

欧州日産によると車種別では、1月下旬に発売された新型『キャシュカイ』(日本名『デュアリス』)が1万台を売り上げる好調ぶりとのこと。

qashqai

その他に『ジューク』もキャシュカイと僅差で迫る販売台数となる人気ぶりで、以下に『ノート』、『マイクラ』(日本名『マーチ』)、先代『エクストレイル』などが続きます。

国別では、ロシア、フランス、ドイツの順で売り上げを達成し、とくにドイツでは6か月連続で売り上げを伸ばしています。

 

欧州市場での売り上げを伸ばしている日産が、さらに欧州でのブランド価値を高めるブランディングとしてチャンピオンズリーグは魅力的なコンテンツに写ったはずです。

それは、アジアや南米でも高い注目度を誇り累計のテレビ視聴者数が40億人にも達するチャンピオンズリーグのスポンサーになることは、欧州だけではなくアジアや南米に向けてのマーケティングに繋がるからです。

 

 

トラックバック

このブログ記事に対するトラックバックURL:

コメント & トラックバック

No comments yet.

Comment feed

コメントする

Twitter(ツイッター)

メールマガジン

サッカービジネスおすすめ書籍