26日にASローマがローマ市庁舎で開いた会見で、クラブ所有の新たなサッカー専用スタジアム『スタディオ・デッラ・ローマ』の建設計画を発表しました。

 

 ■新スタジアムは新たな仕事とビジネスチャンスを生み出す

スタジアム自体にかかる建設費は3億ユーロ(約423億円)ですが、複合施設などを含めたプロジェクト全体の建設費は10億ユーロ(約1,410億円)に達します。

romainterview

新スタジアムは5万2,500人収容で、チャンピオンズリーグなどのビッグイベント時には6万人までの収容 が可能とのこと。

建設には公的資金が投入されることはなく民間企業の出資のみで、ローマ市内中心部とフィウミチーノ空港の中間地点に位置するトル・ディ・バッレ地区に建設されます。

romastadium1

ローマのジェームス・パロッタ会長は「このスタジアムをローマの大改革の象徴にしたい」との考えを示し、また「スタジアム開発を真の意味で成功させるには、人々の日常生活に溶け込むようなものにする必要がある。この総合開発プロジェクトはまさにその機会を実現させるものであり、多くの新しい仕事と継続的なビジネスチャンスを生み出すものとなる」と述べました。

 

■サッカー専用スタジアムがクラブにもたらした影響

設計者のダン・マイス氏は「ローマのコロッセオの栄光と力を再現させたい。モダンな感覚で新しいコロッセオを建てるつもりだ。家族連れを中心にサポーターが楽しめるオアシスになるだろう」とコンセプトを述べたように新スタジアムはショッピングやレジャーも楽しめる巨大複合施設の中心に建てられ、世代および性別を問わずにローマの象徴であるコロッセオを意識させることで、新たな顧客となるサポーターの獲得を視野にしているのでしょう。

romastadium2

現在のセリエAでサッカー専用スタジアムを所有するクラブはユヴェントスのみであり、そのセリエA初のクラブ所有サッカー専用スタジアム『ユヴェントススタジアム』は、2013-14シーズンのヨーロッパリーグ決勝戦にも使用され、成績およびチケット収入などでユヴェントスに好影響をもたらしました。

セリエAの復権には、サッカー専用スタジアムを所有するクラブが増えていくことが復権に向けてのカギとなるのでしょう。

 

 

トラックバック

このブログ記事に対するトラックバックURL:

コメント & トラックバック

No comments yet.

Comment feed

コメントする

Twitter(ツイッター)

メールマガジン

サッカービジネスおすすめ書籍