2013年12月22日にイギリスの大手通信社『ロイター通信』が、リーガエスパニョーラ・バレンシアCFのアマデオ・サルボ会長がシンガポールの投資家ピーター・リム氏にクラブを売却する動きであることを報じました。

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バレンシア買収計画公表でレポートしてから1年が経過しようとしていたさなか、クラブ売却に向けて一気に動き出したことになり、サルボ会長によるとリム氏はバレンシアの株式の70%を買い取る予定となっています。

そしてクラブ買収が実現した場合にリム氏は、バレンシアのチャンピオンズリーグ出場権獲得を目標に1月の移籍市場で3,000万ユーロ(約42億6,000万円)から5,000万ユーロ(約71億円)の補強資金を捻出する準備をしているとのことで、これによりクラブは冬の移籍市場で思い切った補強が可能になります。

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しかし、このクラブ売却の鍵を握るのがバレンシアに約3億ユーロ(約426億円)を融資し、売却先を選定する立場にある『バンキア銀行』です。

現在、バレンシアはこの買収に関してバンキア銀行からの返答を待っている状況ですが、1月15日が返答期限となっているものバンキア銀行からは何も返答が来ていません。

 

バンキア銀行の沈黙に対し、サルボ会長はリム氏とのクラブ買収に関する正当性を主張し、早急に返答することを促していることからもバレンシアが是が非でもリム氏へのクラブ売却を実現させたいのかが伺えます。

2008年頃から明らかになった財政難から脱却して名門復活を目論むクラブサイドに対し、3億ユーロの融資をしたことによりクラブの破綻を回避させたという自負があるバンキア銀行にとって、リム氏はクラブの売却先として望んでいないということでしょう。

今回のリム氏への売却以前にバンキア銀行は、すでに売却先を探しているという報道もありますので1月15日の返答期限前にバンキア銀行が新たな売却先を見つけた場合に売却先の選定に時間がかかる可能性もあります。

 

 

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