サッカー起業 | サッカービジネス レポートファイルのブログ記事

 ⪡あなたの好きなサッカーに「ある付加価値」を付け加えると3か月後には「新たな魅力と変化」が起きます⪢

 

こんにちは。サッカー起業家の深澤 ひでとしと申します。はじめに「本当にサッカーが好き」であり、そして「サッカーでこれから先の人生を変えたい」という想いを持つ方は特にお読みいただくことをお勧めします。読み終えるのに約10分~15分ほどのお時間をいただくことになりますが最後まで読み終えた時には、あなたの好きなサッカーに「ある付加価値」を付け加えることで3か月後には「新たな魅力と変化」が起こる可能性を感じていただけることでしょう。

 

それは「好きなサッカーで食べていきたい」と思い描きながらも“行動に移すことが出来ないという方々に向けて「サッカーと日常生活を繋ぎ合わせて新たな存在価値を生み出す」ことをコンセプトにした「サッカービジネスに特化したビジネスモデル」を生み出す独自のコンサルティング『サッカービジネスコーチング』です。

 

 

この『サッカービジネスコーチング』によって「サッカーの魅力」と「地域の活性化」が組み合わさっていくことでサッカーが日常生活に不可欠な「新たな存在価値」として浸透していくことに繋がっていくのです。

 

そもそもサッカービジネスは“ごく一部の業界人”のためによるノウハウだと思われがちですが、それこそが“大きな誤解”なのです。それは将来の「サッカー文化の発展」を想う気持ちを持っているのであれば誰でも関わることが可能なビジネスです。

 

例えばサッカー業界またはサッカー関連の業種に就職・転職したい方にはサッカービジネスのノウハウを得ることによって、より有利な立場でのプロモーションが可能となります。

また、「サッカーをコンセプト」にしたビジネスや事業を起こしたいなど「サッカーで起業」したいという想いは持っていても実際に行動するまでに至っていない方には、サッカービジネスに特化したコンサルティングによってサッカーでの起業に向けての一歩を踏み出せるのです。

 

このようにサッカーに携わる全ての方々の「サッカーライフをサポート」するサッカービジネスに特化したコンサルティング『サッカービジネスコーチング』を紹介していきます。

 

 目 次  

 

1 サッカー起業家としての活動を開始するまで

2 何故、日本でサッカー文化は定着しないのか?

3『サッカービジネスコーチング』で生み出された新たなビジネスモデルを得ることの意義

3.1 サッカービジネスのノウハウが浸透されない理由

3.2 サッカーはエンターテイメントビジネス

 4『サッカービジネスコーチング』はリモートコンサルティング

4.1『サッカービジネスコーチング』によって12週間後には...

5『サッカービジネスコーチング』の「価値」について

6『サッカービジネスコーチング』の「価格」について

7『サッカービジネスコーチング』に返金保証はありません

8 これから訪れる「好きなことが仕事になる」時代に備えるべきです

9 好きなサッカーで起業するには?

9.1 今だからこそ「好きなサッカーやフットサルで稼いでいく」ための準備を

10 追伸:あなたは時間を“無駄遣い”していませんか?

 

 11 ※重要※ 先行きの見えない人生を「好きなサッカー」で変えませんか

 

 

 

■サッカー起業家としての活動を開始するまで■

 

まず、はじめに現在の活動に至るまでの「ふたつのキッカケと経緯」についてお話します。

 

あらためて振り返ると幼少期に訪れたアメリカで見た日常生活で市民がスポーツに興じる「施設の充実ぶり」を目の当たりにして、どうして、日本とこんなに違うの?」という疑問とカルチャーショックを受けたことがキッカケのひとつになったと思います。

 

それからは漠然とした疑問を抱いたまま年月が経過していきましたが、2010年のある時に「サッカー業界に関するセミナー」の告知を偶然に見つけて、そのセミナーに参加したことが「もうひとつのキカッケ」となり、それが「最大の転機」になったのです。

 

実際、セミナーではサッカーも含めて日本ではスポーツを“学校体育の延長”という認識でスポーツをとらえていることが「欧米諸国と日本との決定的な違い」であることが問題であるとし、そうした認識が結果として“日本にサッカー文化も定着することができない”要因のひとつだとしたのです。

 

ここで“日本にサッカー文化が定着していない”ということに対して疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。

確かに日本国内のスポーツ競技人口の割合でサッカーはトップとなり、日本代表戦も多くの観客動員数を集めて注目されるなど一見するとサッカー文化は定着しているように感じます。しかしそれらは「サッカー文化の定着」では無く、“サッカー人気の定着”にしか過ぎません。そしてこれこそが日本サッカーの現状としてサッカー文化が定着していかない理由でもあるのです。

 

そしてセミナー終了後に「日本にサッカー文化が定着するためには何が必要なのか?」を考え抜いたうえで辿り着いたのが「日本にサッカー文化を根付かせるための行動を起こそう!」という結論に至ります。

その目的に向けて2011年に欧州サッカークラブとの取引案件をはじめとするサッカー事業の仕組みを学ぶことに特化したサッカービジネス論『サッカーマネジメント』のカリキュラムを修了してから活動を開始したのです。

 

 

以上が現在の活動に至るまでのキッカケといきさつです。ここで改めて簡単な自己紹介をさせていただきます。

 

深澤 ひでとし 

2011年 サッカーマネジメント修了

日本サッカー協会公認D級コーチライセンス(2019年取得)

日本サッカー協会仲介人(2022年登録)

 

サッカー王国と呼ばれる静岡に生まれたことにより自然とサッカーに密接する環境に育ち、そして1990年のイタリア W杯を機にセリエ Aを観てからイタリアサッカーに魅了されたことによって急速にサッカーに魅了されました。

 

そして現在はサッカー文化の発展を広げるために「あなたのサッカーを魅力あるコンテンツに変える」を概念とするサッカービジネスに特化した『コーチング』によってサッカークラブ・サッカースクールそしてサッカーで起業したい方などに向けてのサポートを行いサッカーによるイベント運営のアドバイスを行う活動をしており、そして新たに日本サッカー協会の仲介人に登録したことでプロサッカー選手を目指す選手にはプロになるためのサポートをプロサッカー選手には共に目標へ向かうパートナーとしてサポートしていきます。

 

 

 

■何故、日本でサッカー文化は定着しないのか?■

 

キッカケとなった2010年のセミナーから現在に至るまで「サッカー文化の定着」という観点でいえば“多少なりの変化”はあるとはいえ、“未だに定着には程遠い”というのが現状です。それではサッカー人気が高まった日本でサッカー文化が定着していかない理由は何なのか?

 

それは「サッカーが日常生活に欠かすことの出来ない存在になっていない」ことに尽きるからです。

 

そもそも「サッカー文化の定着」とは何を指すのでしょうか?自分の持論として、それはサッカーが地域住民の日常生活にとって欠かせない存在であることであり、地域全体においてサッカーが一般的に浸透されている環境が成り立っていることではないのでしょうか。

まさにこれはサッカーを通して地域に根ざしたスポーツクラブによるスポーツ文化の振興を打ち出した「Jリーグの百年構想」の理念そのものです。

 

つまり日本にサッカー文化が定着していかない最大の要因は、地域ごとにおいて“サッカーが認識されていかない”限りはサッカー文化は浸透していかないのです。

 

 

 

こうして自分は「日本にサッカー文化を根付かせる為にはどうするべきか?」を模索する過程でひとつ気が付いたことがありました。それは、とある地域のサッカースクールがサッカーを通じた地域貢献活動を実施して地元のメディア等から活動が取り上げられるなか、その一方でスクール自体の“印象が薄い”ことでスクールのことよりも活動内容がメインに取り上げられていたのです。

「その要因は何か?」を検証して導き出した答えが「スクールの存在感を高めるためのブランディングが出来る存在がいない」からでは?と感じたのです。このスクールのように活動を通じて「スクールの存在感を高める」ために必要なブランディングを実施する存在がいない限りはスクールが注目される可能性が低いと感じたのです。つまりは「ブランディングが出来る存在がいるか?いないか?」によって「まちクラブ」自体が地域に“浸透するか?しないのか?”の「分岐点」となるのです。

 

そうしたことを踏まえて自分が導きだした結論が「サッカーに関わる全ての人と地域との融合させる」ためのビジネスモデルを自ら立ち上げることを決意しました。そして、この結論こそが『サッカービジネスコーチング』を発足する出発点になったのです。

 

ここで実際に『サッカービジネスコーチング』を受けられた方のご感想を紹介します。

 

□サッカーに関わる仕事をする為の過程がわからない方は、ぜひ受けることをお勧めいたします。

 

 

東京都在住 監査法人勤務 Y・Y 様

 

 

今後のサッカーに関するキャリアを考える上で参考になるコーチングをして頂きました。課題をクリアしていくことで自分自身が今後どういうキャリアを歩んでいくべきか、つかめたような気がいたします。

特に課題のポイントとなるところについて一緒に考え、そこから今後のキャリアの道筋についてのアドバイスを頂けたところが良かったです。

 

今後、サッカーに関わりながら仕事をしていきたいが、どのような過程を経ればよいのか?がよくわからないという方は、ぜひ受けることをお勧めいたします。何かしらのヒントを得ることができると思います。

 

 

■『サッカービジネスコーチング』で生み出された新たなビジネスモデルを得ることの意義

 

『サッカービジネスコーチング』を受けたことで、その「新たに生み出されたビジネスモデル」を手に入れたことにより「サッカーライフに新たなる付加価値を生み出していく」ことだけに留まらず、それにより自らの人生観にも新たな変化を付け加えることが出来ます。

そして他にも『サッカービジネスコーチング』を受けるメリットとしては、これまで“ごく一部の人”のみでしか携わることが出来なかった「サッカービジネスに特化したコンサルティング」を日本でサッカー文化が定着するために「不可欠な存在」である街クラブと「好きなサッカーで起業したい!」という想いを持つ方に還元することが可能になるのです。

 

つまり『サッカービジネスコーチング』はサッカーをコンセプトにすれば業種および事業内容など関係なく相乗効果を生み出せる有効な手法となります。

特に以下のような「悩み」を解消することに有効となります。

 

・『まちクラブ』には…

日本に数多くある『まちクラブ』の大半は、“運営に行き詰まった時”または“新たな事業展開を実施したい”などの問題を検討しているにも係わらず、実際のところは「思うように上手くいかない」

 

・好きなサッカーで起業したい方には…

また、「サッカーを軸にした新たなビジネスを起こしたい」と決意したもの“イザ始めよう”としても「どうすればいいのか?」と開始するにあたって迷いが生じて実行に移せない

 

 

■サッカービジネスのノウハウが浸透されない理由■

一見すると双方の置かれている状況との関連性は全く無いように感じますが、しかしながら双方ともに“根本的な原因”によって打開することが出来ないのです。これらに共通しているのは“サッカー選手もしくは指導者としての経験”や“サッカーだけの知識”のみでは解決することは難しく、こうした状況を打開することが出来る「サッカー業界での経験を持つ人物」もしくは「サッカービジネスの知識を有する人物」が身近に居ないことが原因なのです。

 

何故、身近に居ないのか?それはサッカービジネスのノウハウが“ごく一部の業界関係者”のみにしか活用されていないからです。それはプロサッカークラブをはじめとしたトップカテゴリーのみでしか活かされていないことを意味します。その実情を明らかにしたのが2015年に開催された『まちクラブフォーラム』です。

そこでは「NPOとしての非営利団体のクラブ」「総合型として多種目を扱うクラブ」「スクールのみに特化した指導を提供するクラブ」などそれぞれの活動によって地域に根ざした運営を行う街クラブの関係者が集い、指導や運営・環境づくりへの強い想いが出た一方で運営に関する情報や経験が圧倒的に足りないことが悩みであるとする意見が交わされたのです。まさにこれこそが日本にサッカー文化が定着するために「不可欠な存在」である街クラブこそサッカービジネスに特化したコンサルティングが必要であることを証明しています。

 

こうしたことを踏まえて自分が『サッカービジネスコーチング』を立ち上げたもうひとつの理由として「サッカーと日常生活を繋ぎ合わせる」だけではなく、サッカービジネスのノウハウを日本サッカーに関わる「すべてのカテゴリー」に還元させるべきだと思い立ったのです。

 

■サッカーはエンターテイメントビジネス■

そしてサッカーは数多くのスポーツのなかでも特に観るものを魅了させるエンターテイメントの側面を備えており、サッカーはエンターテイメントビジネスとスポーツビジネス界でも認識されています。

サッカーを愛する全ての人々のためにサッカーをエンターテイメントにしていくことが「サッカー文化の発展」へと繋がります。そうした意味でもサッカービジネスのノウハウが必要不可欠だと言えるのです。

 

 

■『サッカービジネスコーチング』はリモートコンサルティング■

 

『サッカービジネスコーチング』は3ヶ月間にわたり1回・45分間のリモートコンサルティングを計4回行います。人が集中力を発揮できる期間は最大で12週間(3ヶ月)と言われており、自らを変えるためには十分な期間となります。

コーチングはパソコンやスマートフォンもしくはタブレットを使用してWEB会議アプリ『Zoom』にてオンライン対話のリモートコンサルティングを実施します。それにより多くのサッカーが好きな方と繋がることが可能となりサポートすることが出来るのです。こうして『サッカービジネスコーチング』による3ヶ月間ではリモートコンサルティングを受けて頂きながら「ご自身のサッカーライフ」に反映させていただくことになるのです。

 

 

 

■『サッカービジネスコーチング』によって12週間後には...■

3ヶ月間でのリモートコンサルティングによって自らのサッカーに対する悩みなどの問題解決や課題達成そして目標の実現に向けて様々な課題を解決してくことで、自らのサッカーライフに「新たな存在価値」が備わり新たな道標(みちしるべ)が明確にされていきます。

 

それによって、自分自身のサッカー観にも変化が生じていくことによって「新たなるサッカー人生」に向けた心構えが身に付いていくのです。

 

 

 

 

■『サッカービジネスコーチング』の「価値」について■

 

『サッカービジネスコーチング』には、どのような「価値」があるのか?それは主に以下のふたつになります。

 

・4年間分の時間的価値

・ノウハウの金銭的価値

 

実を言うと「日本にサッカー文化を根付かせる」という目的に向けて2011年に『サッカーマネジメント』のカリキュラムを修了し、翌2012年からはまさに手探り状態で活動を開始したもの「どのようにしてサッカービジネスのノウハウを還元するべきか?」という課題に関して自分が想定していた以上に行き詰まったのです。

 

それから思いついた限り様々な方面で学びながら試行錯誤を繰り返していき、そして2015年に現在の『サッカービジネスコーチング』のコンセプトに辿り着きました。結果的にはサッカービジネスに特化したコンサルティングを開始するまで約4年間の月日を要したのです。今であれば当時の自分が何から取り掛かるべきだったのかが明確に分かりますが、その4年間が決して無意味な月日では無かったとはいえもっと手身近に辿り着けたのではと思う次第です。

 

それほどの時間を要したのは、やはり何もかもが「初めての経験」だったことに尽きます。ゆえに私が様々な方面から学び試行錯誤を繰り返しながら生み出したおよそ4年間分の時間的価値を3か月の『サッカービジネスコーチング』で得られるのです。

 

 

現在の『サッカービジネスコーチング』のコンセプトを築き上げるまでの4年間の間、サッカーマネジメント以外にもオンラインビジネスのコンサルティングなどのノウハウを取得するための投資をしてきました。

またスキル取得以外でもサッカービジネスに関連するものをはじめ、必要と感じた様々なセミナーに参加するため可能な限り遠方に出向いて参加したことは私自身にとって刺激的で濃密な時間を得ることが出来ました。

 

こうして投資してきたノウハウの取得とセミナーに参加するために費やした費用、そしてサッカーマネジメント自体の費用を合わせると約100万円ほどのお金を教材とセミナーに投資してきたことになります。

このように自分が時間とお金をかけて学んで築き上げたノウハウの金銭的価値をおよそ3か月間の『サッカービジネスコーチング』のプログラムに支払うことによって得られるのです。

 

 

■『サッカービジネスコーチング』の「価格」について■

 

そして最も熟慮を重ねたのが『サッカービジネスコーチング』の価格でした。

 

『サッカービジネスコーチング』を生み出す為に最も重要だったノウハウが『サッカーマネジメント』です。

サッカー業界の仕組みをはじめ、実際に行われた欧州主要クラブとの取引および実績をケーススタディとして学んでいく実践的なカリキュラムによってサッカービジネスのスキルを習得したことは改めて大きな「財産」であったと感じる次第です。

 

そのサッカーマネジメントだけで、それまでの4年間に費やした約100万円のうち2分の1ほどになる約50万円を費やしたのです。

正直に申し上げますと当初は『サッカービジネスコーチング』の価格を約30万円相当にすることを検討していました。しかし『サッカービジネスコーチング』のコンセプトとして掲げる日本にサッカー文化を定着させるために欠かすことの出来ない「まちクラブやスクール」そして「好きなサッカーで食べていきたい」という想いを抱く人々に対してサッカーマネジメントに相当する価格に設定することによって各々のサッカー活動に支障をきたしたくはないという結論に至りました。

 

こうして日本にサッカー文化を定着させるために欠かすことの出来ない「まちクラブやスクール」そして「好きなサッカーで食べていきたい」という想いを抱く人々を「全力でサポートしたい!」という自分自身の想いを「より魅力のあるコンテンツに変える」を理念にした『サッカービジネスコーチング』の価格を1回・15,000とする合計4回1セット価格60,000としました。(※より充実された個別プランのコンサルティングサービスもございます。詳細についてはこちらよりお気軽にお問い合せください。)

 

もしも仮に、あなたがイチからサッカービジネスの知識を得てからご自身のサッカー活動に反映させるまでには恐らく最低1年半から2年ほどの時間が必要でしょう。それが『サッカービジネスコーチング』であれば最低でも3か月間で得られるのです。さらには先ほど述べたようにサッカービジネス自体が“ごく一部の業界関係者”のみにしか活用されてないことでも事実上“すべてのサッカーが好きな方”に向けて、サッカービジネスに特化したコンサルティングを実施しているのは自分だけだと自負しております。

 

 

■『サッカービジネスコーチング』に返金保証はありません■

 

その理由として

 

※『サッカービジネスコーチング』は誰にでも受けて欲しいわけではありません

※ご自身のサッカー人生を変えるために本気で取り組んで欲しいから

 

という2点です。

 

自分は誰でも『サッカービジネスコーチング』を受けて欲しいと思っているわけではなく、本気な人・真面目な人・前向きな人・向上心の高い人・自分自身に投資する価値を理解している人、そして「真剣に自らのサッカー人生を変えたい人」だけに受けて欲しいからです!

 

単純に“何となくサッカーは儲かりそう”“サッカーは人気があるから”などといった考え方ではハッキリ言わせていただくとかなり厳しいです!それはサッカービジネスは利益だけを求めるのではなく、サッカーのさらなる発展に向けて「サッカーの振興」のために投資をすることによって成り立つビジネスだからです。

 

『サッカービジネスコーチング』最大の理念である「日本にサッカー文化を根付かせる」という理念にご賛同いただいき、なおかつ自らの「サッカー人生を変えたい」という想いを持つ人に対して、自分も真剣に向き合うためにも受けていただく方には真剣に向き合ってもらいたいのです。

それ故に返金保証を設けることによって真剣に向き合うことへの“妨げ”を避けるためなのです。

 

 

■これから訪れる「好きなことが仕事になる」時代に備えるべきです■

 

子供の頃に「好きなことをして食っていけるほど世の中は甘くはない」という台詞(セリフ)を親や学校の教師などの大人から言われたことはありませんか?恐らく大半の方はイヤというほど聞かされた台詞だと思います。もちろん自分もイヤというほど聞かされてきました。

しかし近い将来、この根底は覆されていくことになります。そもそも「好きなことをして食っていけるほど世の中は甘くはない」という台詞の根底には『収入=ストレスの対価』という思い込みが浸透されてきた為です。特にその思い込みの根拠とされてきた人間にストレスをかけるような仕事が、来たる将来の日本が抱えることになる「人口減少」による“労働力減少問題”の解消に向けて人工知能を有するロボット、いわゆる『AI』に代替されていくことになるのです。

 

それによって何が起こるのか?今は当たり前のようにある仕事がテクノロジーに奪われてあなたの仕事は失われることになるのです。つまり「好きなことをして食っていけるほど世の中は甘くない」という考え方はすでに破綻しているのに等しく、これからは「好きなことでしか食って行けなくなる」ことになり、人間に残されるのは「今は仕事とは呼べないような好きなこと」を仕事化していくことでしか道は残されていない時代が訪れるのです。

ネガティブに捉えると今やっている仕事はテクノロジーに奪われて仕事を失うことになります。しかし、これをポジティブに捉えれば、やりたくもない仕事をする時間が減っていくことによって自由な時間が増えることになります。

 

 

中田英寿氏は現役引退した後、約3年という時間をかけて世界100ヶ国以上を回り、それからさらに日本の47都道府県を6年半かけて旅することで日本の文化を世界に伝える『ReVALUE Project』という仕事を作り出しました。それについて中田氏は「遊びや趣味に本気で取り組むと、それがいつの間にか仕事になる」と述べており、テクノロジーの発達によって仕事が奪われていくのならそれに応じて私たちは「好きなことを本気で取り組める」仕事を生み出していけば良いだけということを中田氏は実証したのです。

率直な想いとして自分が子供の頃に言われ続けてきた“好きなことをして食っていけるほど世の中は甘くはない”という言葉を自分は子供たちに伝えたくありません。これから自分が伝え続けたい言葉は「自分が本当に好きなことで食べていくことを目指し続けてほしい」です。

 

 

■好きなサッカーで起業するには?■

 

こうしたことを踏まえるとこれからの時代は自分が心から好きだと思える遊びや趣味に徹底的に取り組むことで新しいビジネス市場を生み出していかなければ食べていけない時代になることが容易に想像出来ます。

 

それでは「好きなサッカーで起業するためにはどうすればいいのか?」ということになりますが...

 

その答えこそが『サッカービジネスコーチング』です

 

現時点でサッカーを仕事にしている方もいらっしゃることでしょう。しかし、そうした立場であってもご自身のサッカーライフに“一抹の不安”を感じたことはありませんか?もし感じていたとしてもその不安を解消するための行動に移さない限りは、あなたのサッカーライフは何も変わらないでしょう。不安を感じて何かを変えたいと思われている方こそ『サッカービジネス・コーチング』を受けていただきたいのです。

 

 

■今だからこそ「好きなサッカーで稼いでいく」ための準備を■

 

今はまだ実感できないかもしれませんが、これから訪れる“時代の流れ”に私たちは準備をしていかないといけません。その準備こそが「好きなサッカーで稼いでいく」ことです。

自分自身も含め、多くのサッカーを愛する人々が「好きなサッカーで稼いでいく」ことにより「サッカーが日常生活に不可欠な存在」になっていき、その積み重ねによって日本にサッカー文化が定着していくことに繋がるはずです。

 

 

 

 

■追伸:あなたは時間を“無駄遣い”していませんか?■

 

「あなたの時間は限られている。 だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。

 

これは『アップル』の創業者で2011年に56歳でこの世を去ったスティーブ・ジョブズの言葉です。

結果としてこの言葉のようにジョブズは常に「自分がやりたいこと」を優先してきたことによって『iPhone』などの革新的な製品を世に送り出してきたことは短いながらも濃密な人生を過ごしたといえます。

 

この世の中で全ての人に平等に与えられているのが「時間」です。その時間を無駄使いすることは“自らの人生を無駄使いしている”ことに等しいのです。人にとって仕事というのは1日の半分を占めます。ということは人生のおよそ半分の時間を働くことに費やすわけです。そうしたことでもどうせ働くのなら「本当に好きなことを仕事にして」限られた時間を有効に使うべきなのです。

 

 

 

 

※重要※ 先行きの見えない人生を「好きなサッカー」で変えてみませんか

 

 

 

 

以上をもちまして『サッカービジネスコーチング』についてのご紹介を終わらせていただきます。ここまでの長文をお読みいただき誠にありがとうございました。

 

そして最後に大切なお話がございます。

 

案内を最後までお読みいただけた方で、『サッカービジネスコーチング』ついて少しでも興味を持っていただけた方への大切なお話です。

 

ここまでお話したように『サッカービジネスコーチング』は多くの時間と対価によって生み出したサッカービジネスに特化した手法です。それはクライアントが抱えるサッカーに対する課題の解決に向けてサポートを行いながらクライアントが求める結果に導き、その結果としてクライアントのサッカーを「魅力あるコンテンツ」に高める手法であり、それに向けて投資していただくことになります。

しかしながら『サッカービジネスコーチング』を“投資のため”だけに特化すると「本当にサッカーが好き」であり、「好きなサッカーで人生を変えたい」、「好きなサッカーで稼ぎたい」という想いを持つすべての方々に『サッカービジネスコーチング』を活用してもらえないことになります。

 

想いを持つすべての方々に『サッカービジネスコーチング』を活用してもらうためには、『サッカービジネスコーチング』で得た手法や知識をクライアントが「サッカー」と「得意なこと」を融合させて「サッカーを複業」にしてもらうことが必要となるのです

それは『サッカービジネスコーチング』に投資することによって、クライアントのサッカーを稼げるコンテンツとして『意味変』にする為の投資として活用していただきたいのです!

『意味変』にすることで「本当にサッカーが好き」「好きなサッカーで人生を変えたい」、「好きなサッカーで稼ぎたい」という想いを持つすべての方々に『サッカービジネスコーチング』をより効果的に活用していただくことが可能となります。

そして最も重要なことは『サッカービジネスコーチング』を受けていただくことで「魅力あるコンテンツ」となった「自らのサッカーを複業にして稼げるようになる」ことが、結果として日本に真のサッカー文化を創り上げていただくことになるのです。

 

 

その為にも『サッカービジネスコーチング』を一度も受けたことがない方で通常料金¥60,000(1回¥15,000・計4回分)を先着で11名の方に限り、まずは最初の1回目を無料で受けていたくことが出来ます‼

 

そして最初の1回目を受けた後に、継続を希望する方には残りの3回分を通常1回分に相当する¥15,000にて受けていただけます!

さらに通常はリモート形式でのコーチングを最初の1回目を直接お会いして実施する「対面式のコーチング」を選択することも可能です‼

実際に会うことによって自分の印象などを直接確認してみたいと思われる方におすすめします。

 

■サッカーを複業にすることの意義

 

日本に数ある街クラブの経営者や指導者の多くは“サッカーは儲からない”と言われます。それでは何故、稼ぐことが出来ないのでしょうか?それは“サッカーだけで儲けようとする”からなのです。

サッカーのスクールやクラブの運営は顧客となる選手の集客が大前提であり、スタッフなどの人件費をはじめ時間や場所といった固定費がかかる典型的な“店舗型ビジネス”になります。つまりは顧客である選手を“より多く集客しない”と運営が立ち行かなくなるのです。もちろん各スクールやクラブによって諸事情は様々でしょうが、この店舗型ビジネスに依存していることによりサッカーだけで儲けることへと固執していき、それによって“サッカーは儲からない”という負の循環に陥っていくのです。

しかしながら本当にサッカーで稼ぐことは出来ないのか?先ほど述べたようにサッカーだけで儲けようとする“ことへ固執するが故に稼げないのであり、稼ぐためには「儲かる仕組み」を作り上げることが重要となります。つまりそれは「稼げるビジネスモデル」を選び抜いて作り上げていくことが求められるのです。

その「稼げるビジネスモデル」となるのが『サッカービジネスコーチング』によってサッカーと自分の得意なことを組み合わせ「意味変となった魅力あるコンテンツ」を活用して「サッカーを複業」にすることなのです。

実例としてサッカービジネスコーチングを受けたクライアントの方で、サッカーと「クライアントの強みであるWebスキルを組み合わせた」ことによる『意味変』を実施したところ、最初にサッカー好きな人々を募ったオンラインコミュニティサイトを立ち上げ、さらにはサッカーに関する話題や情報を公開したいフリーのライターを募り「サッカー記事代行業」によるサッカー情報サイトも立ち上げるなど複数のサッカーに特化したサイトを運営など「サッカーで複業」をしている方がいます。

 

 

ご存じのように日本は少子高齢化社会に向かっています。よく少子高齢化によって高齢者の方が多くなり若い世代が少なくなると言われますが、それは“収入の二極化”も進行していくことを意味しているのです。

ある生命保険会社の60代に関する調査によると「貯蓄額が100万未満」と回答した60代は25%になるそうです。これは60代の4人に1人が「貯蓄額が100万未満」ということになり更に増加することが見込まれます。一方で「貯蓄額が5、000万以上」と回答した60代も増えているとのことですが、「貯蓄額が500万~1、000万円」と回答した60代は減っているというのです。

それは何を意味しているのか?それはこれからの日本は“貧困層”と“富裕層”は増え続けても、かつて日本の高度成長期の象徴とされた“中間層”は減り続けていくことになるのです。当然ながら日本全体の人口が増加していくことはありません。つまりは“貧困層”と“富裕層”による“収入の二極化”が進行していくことを意味するのです。

 

“収入の二極化”に加えて先述したAIによる業務の代替”といったように、これから変革や混沌とした時代を迎える先行きの見通せない人生を自らが切り開いていく為には資産を増やすしかありません。その為に「好きなサッカー」を『複業』にして稼げる手法である『サッカービジネスコーチング』を積極的に活用していただきたいのです。

『サッカービジネスコーチング』が目指すのは自分と一緒に真のサッカー文化を創り上げていただけるサッカーを複業にして稼ぐ方をより多く誕生させることです

 

 

改めて、『サッカービジネスコーチング』は「本当にサッカーが好き」「好きなサッカーで人生を変えたい」、「好きなサッカーで稼ぎたい」という想いを抱く方々への「複業」をサポートすることによってクライアントのサッカーを「魅力あるコンテンツ」へと変えます。そして「魅力あるコンテンツ」へと生まれ変わったサッカーを「複業」として活用するクライアントが増えることで日本に真のサッカー文化が浸透することへと繋がることを最大の目的としています。

 

もう一度、最後にお伝えします。

サッカーを『複業』にして稼いで自分と一緒に真のサッカー文化を創り上げていきませんか!

将来のことを熟慮されたうえでモチベーションの高いうちにご決断ください。

 

 

 

初回割引は『サッカービジネスコーチング』を一度も受けたことがなく、そして本気で『日本に真のサッカー文化を築き上げたい』という想いに賛同していただける方であることのみです。

 

特に以下のような例に当てはまる方には受けていただくことをご推奨します。

 

・クラブ、スクールの経営がうまくいっていない

・育成と運営を一緒に行うことへの限界を感じている

・サッカーで起業したい

・サッカービジネスを学び自分のビジネスに活かしたい

・好きなサッカーで稼いでいきたい

 

いずれかひとつでも当てはまる方のためによる『サッカービジネスコーチング』です。理由はもちろん「あなたのサッカーの魅力を高めるコンテンツ」にして「サッカーを複業」にする手法だからです。

 

サッカービジネスコーチングお申し込みの流れ

STEP1:フォームからのお申し込み

下記『サッカービジネスコーチング』のお申し込みはこちらからよりお申し込みフォームにお進みください。

フォーム内の『お申し込みのご内容』に「サッカービジネスコーチング初回希望」とご記載ください。そして『お申し込みの詳細、メッセージ』内には、ご自身の職業または肩書、サッカービジネスコーチングを申し込まれた理由などをご記載ください。

 

以下の対応可能時間にてご希望の日時を3つほどお知らせください。

対応可能時間帯 20:30~22:00

 

※他に希望する時間帯がある場合は別途ご相談ください。(繁忙期にはスケジュール調整をさせていただく場合がございます)

 

 

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◇『サッカービジネスコーチング』のお申し込みはこちらから◇

↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑

 

STEP2:メールにて詳細な日程調整をいたします。

その際には簡単な質問票(5分程度で回答できる内容です)をご送付いたしますので、事前にご回答いただきますようお願いいたします。

 

STEP3:45分間のオンライン通信コーチング

WEB会議アプリ『Zoom』を使用してオンラインによるリモート対話を行います。

※オンライン通信については上記の質問票と一緒に詳細をご送付します。

 

 

それでは、『サッカービジネスコーチング』のコンサルティングであなたにお会いできることを楽しみにしております。

 

サッカー起業家 深澤 ひでとし

 

 

 

 

前回のサッカークラブ編では、近年において「不可欠な存在」になりつつあるサッカーで使用されるIT技術の現状と「将来的に想定される可能性」について試合進行に留まらず、選手のプレーやコンディション管理を行うIT機器がプロサッカークラブだけではなくアマチュアクラブをはじめ育成年代のクラブ・スクールまでに浸透していることで、これから先サッカーで使用されるIT機器開発がさらなる進化を遂げながら「サッカー市場」に導入され振興していく「サッカーIT産業による波及効果」について取り上げました。

そして今回は、このサッカーIT産業による波及効果がサッカークラブやスクールだけではなく「サッカー観戦者」への観戦環境でも変化をもたらしており、そうしたサッカー観戦者をターゲットにするサッカーIT産業の現状や展望について紹介していきます。

 

 

■サッカー観戦に不可欠になりつつあるデータ配信

今シーズンからJリーグ放映権を得たイギリスに本社を置くPerform Groupが提供するスポーツ中継のインターネット配信サービス『DAZN(以下ダ・ゾーン)』をはじめ2016年からソフトバンクとヤフーの共同運営『スポナビライブ』がリーガエスパニョーラやプレミアリーグのサッカー中継配信を開始するなど、これまで既存の観戦方法とされたきたサッカーのテレビ観戦が「ネット観戦」に移行しつつあると言えます。そんなネット配信サービスがサッカー観戦者の要望に応えるためにインターネットの利便性を活かしたさらなる技術開発を行っているのです。

 

ビジネスとテクノロジーで未来を切り開く 『スポーツイノベイターズ オンライン』にサッカーの中継放送にピッチ全体の様子を常に表示することを可能にした配信技術の開発について取り上げています。

 

 

それはNHK放送技術研究所がサッカーなどのスポーツの中継放送にインターネット経由の情報を放送に同期して表示するシステムを開発しているもので選手のピッチ内での位置や走行距離などのトラッキングデータを中継放送の画面上に表示できるものであり、またトラッキングデータの配信については一般のクラウドサービスを利用しているとのこと。

また配信するトラッキングデータはスマートフォンやタブレット端末にも送信が可能であることで、現地での観戦の際にも選手のデータを確認しながら観戦することが可能になるとしています。

 

 

■これまでに無い「新たなサッカー観戦スタイル」

このように進化し続けるIT技術と機器によって多様なサッカー観戦が可能となりましたが、さらにサッカー観戦者からの“ニーズに応える”ためでもありサッカースタジアムの「ひとつの活用法」としても将来の導入に向けて注目されるIT技術があります。

 

アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)の昨シーズン覇者である『シアトル・サウンダーズ』が試合開催日にスタジアムへ行くことが出来ないファンやサポーターのために専用ゴーグルを使用するヴァーチャルリアリティ(VR)を利用することで実際にスタジアムで観戦しているような体感を可能にするサービスを試験的に行ったとしています。

 

また、この専用ゴーグルを使用したVRよりもさらに「リアリティを追及」したVRが将来的に導入される可能性があります。そのVRとは下記イメージ図のように本来はアウェイゲームでありながらホームゲームとして使用しないはずのスタジアムのピッチ上に同時刻で行われる試合でプレーしている選手をVR技術によって実在化させてスタジアムにいながら試合を体感するシステムです。

 

 

このスタジアムを利用したVRが導入されることになればアウェイゲームに行くことが出来ないファンやサポーターにとって慣れ親しんだホームスタジアムでの観戦が可能になり、さらにクラブ側からすると本来は使用することのないスタジアムをVRによってファンやサポーターを呼び込むことでクラブの「新たなる収入源」になる可能性を秘めることになるのです。

場合によってはイメージ図のような専用ゴーグルを使用しないで限りなく「リアルな観戦」に近づけるVR技術が導入されることになればスタジアムの観戦者にとって違和感やストレスを感じることのない観戦が可能になるでしょう。

 

■注目高まるサッカーIT産業

以上でサッカー観戦からの視点によるサッカーIT産業のシェア拡大の可能性を紹介してきましたが、これから先の展望として今回紹介したIT技術以外の機器やサービス、さらには私たちが想像すらしていないIT技術が誕生するのかもしれません。そうした意味でもサッカーIT産業はこれから注目が高まる分野になるはずです。

 

※参考記事・『スポーツイノベイターズ オンライン』

 

 

2016年12月に行われた『FIFAクラブワールドカップジャパン2106』準決勝・鹿島アントラーズvsアトレティコ・ナシオナル戦で開催国の鹿島アントラーズが南米王者のアトレティコ・ナシオナルを3-0のスコアで勝利する快挙を成し遂げました。

その快挙に繋がったとされるのが30分に突然プレーが止まり場内のビジョンに「ビデオ判定中」と表示がされるなか、問題とされるシーンをタッチライン横にあるモニターでリプレーを確認した主審がプレーが切れる前、鹿島のFKからDF西大伍がPA内でファウルを受けて倒されたとして鹿島にPKを与えた場面こそFIFA主催大会で初導入となった「ビデオ判定技術」が使用された歴史的な場面でした。

この「ビデオ判定技術」の以前には、ゴールを判定する「ゴールライン・テクノロジー」の導入など近年のサッカーでIT技術は「不可欠な存在」になっており、それは「試合」だけに留まらずに「選手」へも及ぼしています。こうしたサッカーで使用されるIT技術の現状と将来的に「想定される可能性」について取り上げていきます。

 

■多くのサッカークラブが採用する「選手管理IT機器」

クラブやコーチにとって選手の「プレーの質」に関するコンディションをより正確に把握することは重要であり、それを可能とするIT機器がオーストラリアを拠点とするカタパルト社が開発した『GPSトラッキングシステム』です。

 

 

このGPSトラッキングシステムはスポーツブラジャーのようなウェアを選手に装着させて背中の部分にある小さなポケットにデバイスを入れ、ロシア製の衛星から発信されるGPSで位置情報を把握し、デバイスに搭載される『加速度計』・『ジャイロスコープ』・『磁力計(コンパス)』が内蔵される3つのセンサーによって様々なデータが内部メモリーに記録することが可能となり、それによりトラッキングカメラなどでは不可能なデータを得られるIT機器です。

2015年7月に等々力陸上競技場で行われた川崎フロンターレvsボルシア・ドルトムンドの親善試合で香川をはじめとするドルトムンドの選手らがスポーツブラジャーを身につけていたことをキッカケにカタパルト社のGPSトラッキングシステムが日本でも注目されるようになりました。またドルトムンドの他にもACミランやレアル・マドリー、チェルシーなどの欧州名門クラブもGPSトラッキングシステムを採用しているのです。

 

そして、このGPSトラッキングシステムを最も活用したことによって大きな成果を上げたクラブが2015-16シーズンのプレミアリーグで初優勝を成し遂げたレスター・シティだとされています。レスターは2015-16シーズンのプレミアリーグで最も負傷者が少なかったチームでもあり、それはシーズンを通じ主力の長期離脱などによる戦力ダウンが無かったことによってリーグ初優勝という結果をもたらしました。

レスターの負傷者が少なかった理由がGPSトラッキングシステムによるもので集めたデータからの数値を元に選手個々の疲労度を測ることによって負傷の要因を探ったり予防したりすることを可能にしたのです。それによって事前に「怪我の回避」と「負傷の予防」という情報を把握することが出来る観点としてもGPSトラッキングシステムは有効になるのです。

 

このGPSトラッキングシステムを採用するのは欧州クラブだけに留まらず、2017年2月現在でJリーグクラブでは柏レイソル、コンサドーレ札幌、横浜FCなどが2016シーズンから導入を開始し、2017シーズンからは湘南ベルマーレ、京都サンガFC、清水エスパルスもカタパルト社との提携を正式決定したことでもデータ収集を用いた選手のコンディション管理はJリーグクラブでも定着してきたと言えるでしょう。

 

■低コストIT機器によるシェア拡大

そしてサッカーで使用されるIT技術はプロサッカークラブよりも数多く存在するアマチュアそして育成年代のサッカークラブにも浸透し始めています。

その代表格とされ、さらなる普及が期待されるのがサッカー解析サービス機器『イーグルアイ』です。イーグルアイは屋外でのチーム練習、紅白戦、練習試合などでプレーする選手の二の腕に装着して装着中の選手の動きをデータとして記録し、その記録されたデータ情報がスマートフォンやタブレットにダウンロードした『イーグルアイ専用アプリ』に自動アップロードされ、使用後すぐにデータが確認出来る仕組みになっています。

 

 

イーグルアイの魅力は細かいデータを収集していくことに加えて通常版が17,500円という低価格という点です。これはGPSトラッキングシステムのような高額機器と比較した場合、はるかに低コストであり予算の少ないアマチュア・育成年代のサッカークラブにとっては魅力的なIT機器といえます。

 

また特定のサッカーコーチからの指導を希望する場合、そのコーチの都合が付かないなどの理由で実現出来ない問題を解決に導くIT機器も登場しており、それがスポーツ現場向けにコンディショニング維持やトレーニング成果を把握するためのデータベース開発を提供する『クライム・ファクトリー社』が開発した『CLIMB DB』です。

 

http://www.climbfactory.com/climbdb/

 

CLIMB DB最大の特徴は、選手のフィジカル・メディカル・コンディションに関するあらゆる情報をインターネット上で集約して一括管理することを可能にしたクラウドサービスで、CLIMB DBによってデータやノウハウを蓄積して遠方からでもチーム内のコミュニケーションを円滑にし、データを元にした日々の指導やトレーニングメニューの作成に活用出来ることに加え、初期費用30,000円で予算規模に併せた低額プランもあることでコストを抑えることが可能となり、こちらもイーグルアイと同様の魅力を持つIT機器と言えるでしょう。

 

■サッカーIT技術の更なる浸透

以上のようにトップクラブをはじめアマチュアクラブ・育成年代のクラブ・スクールが選手の能力値やコンディションをIT機器で管理して日々のトレーニングに活かすことは、冒頭の試合運営時と同様に選手のコンディション管理でもIT技術は「不可欠な存在」になっているといえます。

特にイーグルアイは、製品・サービスの開発またはアイデアの実現など「ある目的」のためにインターネットを通じて不特定多数の人から資金の出資や協力を募る『クラウドファンディング』によって開発を軌道に乗せたことでも、ある意味ではサッカーによるIT機器事業に参入する機会は「誰にでも」あるといえるでしょう。

これから先もサッカーに使用されていくIT機器の開発および市場導入はさらに振興していくことが予想され、こうした一連の動きを仮に「サッカーIT産業」と呼ばせていただくが、これから先もサッカーIT産業はさらなる進化を遂げながら「サッカー市場」に浸透していくと予想されます。

 

そして、このサッカーIT産業による波及効果はサッカークラブやスクールだけではなく、「サッカー観戦者」の観戦環境にも変化をもたらしています。次回はサッカー観戦者をターゲットするサッカーIT産業の現状や展望について触れていきます。

 

※参考記事・『Number Web』、『アズリーナ』、『COACH UNITED』

 

 

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