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スポーツ誌「Number」のWeb版にオランダ・エールディビジの強豪アヤックスの育成部門をビジネスモデルとして取り上げるコラムが掲載されていました。

http://number.bunshun.jp/articles/-/227536

 

アヤックスはエールディビジで優勝30回、チャンピオンズリーグ優勝4回とオランダを代表するクラブです。その実力と並び高く評価されているのが「アヤックスアカデミー」と呼ばれる育成部門でその育成システムは各国のサッカー関係者から注目されておりアヤックスアカデミーからは、かつてアーセナルで活躍したデニス・ベルカンプをはじめデブール兄弟、パトリック・クライファートなどの歴代名選手や現在の現役ではウェズレイ・スナイデル(インテル・ミラノ)、クラレンス・セードルフ(前ACミラン)、ラファエル・ファンデルファールト(トッテナム・ホットスパー)などを輩出しておりその高度な育成力を証明しています。

そしてアヤックスアカデミーでどのようなビジネスモデルが出来るのか?コラムから抜粋すると

「アカデミーを卒業した選手が活躍をすればするほど、より多くのビッグクラブからの期待がアヤックスに集められる。より多くのビッグクラブが、アヤックスアカデミー出身の選手を獲得するようになればなるほど、若手選手にとってアヤックスアカデミーがビッグクラブでの活躍の足がかりと認識される。そして、多くの優秀な若手選手がアカデミーに集まるため、さらに多くのビッグクラブの目を引くこととなる。
 このようにアヤックスも、アカデミーを通して、若手選手とビッグクラブを結びつけることで顧客を増やしながら、自らの利益モデルを構築しているのである。」
 

アヤックスアカデミーのビジネスモデルを「プラットフォームビジネス」としており、アヤックスアカデミーの場合では若手選手が無料でトレーニングを受けられるので費用などを気にせずにアカデミーに参加が可能であり、そして興味を持たせ口コミでさらに人数を増やしていくサイクルをつくりプラットフォーム化していきます。

しかし、一番重要なのがすべての選手を受け入れるわけでなく、スカウティングで見極めた優秀な若手選手しか選ばれない仕組みとなります。もし希望者なら誰でも本格的なトレーニングが出来きてしまうと選手のレベルが下がってアカデミーの信頼を失うことになります。

つまりプラットフォームビジネスを構築するには多くの顧客を得る集客(アカデミー希望者)と質の良さ(優秀な選手)を抑えていく必要があるのです。これからもアヤックスアカデミーはプラットフォームビジネスの構築により優秀な選手を送り出していくのでしょう。

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