ドイツ・ブンデスリーガ | サッカービジネス レポートファイル - Part 3のブログ記事

フットボール・マネーリーグ2013(2011-12シーズン)の検証シリーズ3回目は20クラブ中、前年と同様4クラブのランクインとなったドイツ・ブンデスリーガです。

http://www.deloitte.com/assets/Dcom-UnitedKingdom/Local%20Assets/Documents/Industries/Sports%20Business%20Group/uk-sbg-football-money-league-2013.pdf

※[]内は前年度の順位、収入、 レートは2月時点。「フットボール・マネーリーグ」での内訳はチケット収入・テレビ放映権料・スポンサー料(広告など)の3部門。

 

4位バイエルン・ミュンヘン 437億円 [4位/328億円] チケット収入103億円、放映権料98億円、スポンサー料236億円

11位ドルトムンド 224億円 [16位/142億円] チケット収入38億円、放映権料73億円、スポンサー料113億円

14位シャルケ 207億円 [10位/207億円] チケット収入52億円、放映権料46億円、スポンサー料109億円

18位ハンブルガーSV 143億円 [18位/132億円] チケット収入48億円、放映権料39億円、スポンサー料56億円

 

4位のバイエルン・ミュンヘンは順位は変わらないままですが、注目は前回でも20クラブのなかで最も多かったスポンサー収入をさらに上回る200億円を突破したことでしょう。抜群の知名度とドイツ国内および国外からのスポンサーも増えていることが考えられます。

前回の16位から11位に上がったドルトムンドは、前回より 放映権とスポンサー収入が増え、ブンデスリーガ2連覇とドイツカップ制覇が大きいかったと思われます。

14位のシャルケは、前回より順位は下がりましたが総収入と部門別もほぼ同額で大きな変動はなく、18位のハンブルガーSVは、順位こそ変わりませんでしたが前回よりスポンサー収入が下がっています。

 

これからのブンデスリーガは、バイエルン・ミュンヘンとドルトムンドが中心になっていくのでしょう。20112-13シーズンをバイエルンはリーグ・チャンピオンズリーグ・ドイツカップ制覇と実力を見せつけたことにより、さらに収入増が見込まれ収入ランキングでトップ3入りするかもしれません。

また、ドルトムンドもチャンピオンズリーグファイナル進出するなどのパフォーマンスを披露したことでトップ10入りも十分あり得えるでしょう。

シャルケに関しては大きな変動はないと思われますが、ハンブルガーSVに関しては名門クラブではあるもの、最近の低迷が続く状況では次回はランク外になる可能性があります。

次回はイタリア・セリエAです。

 

 

このほどアメリカの『SportBusiness』が発表したレポートでは、「世界で最も金銭的価値の高いリーグはイングランドのプレミアリーグ」とこれまでいわれてきましたが将来ブンデスリーガに変わるかもしれないと思わせる内容です。

 

レポートによれば2011-12シーズンの各クラブのユニフォームスポンサー料をプレミアリーグとブンデスリーガの比較を行い、プレミアリーグが総額1億2800万ユーロに対してブンデスリーガは1億2100万ユーロという結果となりました。

しかし、この結果を「実際にスポンサーが認識している市場価値はブンデスリーガのほうが上」ということを証明しているとして、その理由をクラブの平均値で見てみるとプレミアリーグは1クラブあたりのスポンサー料は640万ユーロに対して、ブンデスリーガは672万ユーロという数字を残したからだとしています。

それはどういうことなのか?まずプレミアリーグは全部で20クラブで構成されていて、ブンデスリーガは全部で18クラブで構成されています。つまりクラブ数の差の恩恵でリーグ総額はプレミアリーグがブンデスリーガをリードしましたが、1クラブあたりではブンデスリーガが実質リードしているのです。

これまでブンデスリーガはプレミアリーグ、セリエA、リーガエスパニョーラに次ぐ4番手でしたが昨年からUEFAランキングでセリエAを抜きトップ3に入り、今シーズンのチャンピオンズリーグではバイエルン・ミュンヘンがファイナルに進出するなどしてその市場価値は増すばかりだと締めくられています。

 

今回のレポートはあくまでもユニフォームスポンサーを用いた分析であり、チケットの平均価格はブンデスリーガは4大リーグのなかで最も安いことや放映権料でもそれほど大きな差はないことを踏まえると総合でトップはプレミアリーグになります。

しかし、将来ブンデスリーガのクラブがチャンピオンズリーグなどで好成績を残していくことになればブンデスリーガが欧州トップになる可能性もあり得るかもしれません。

「フットボール・マネーリーグ」2012(2010-11シーズン)の検証シリーズ3回目は20クラブ中、4クラブがランクインしたドイツ・ブンデスリーガです。

 

 

http://www.deloitte.com/assets/Dcom-UnitedKingdom/Local%20Assets/Documents/Industries/Sports%20Business%20Group/uk-sbg-dfml-2012-final.pdf

※[]内は前年度の順位、収入、 レートは2月時点。「フットボール・マネーリーグ」での内訳はチケット収入・テレビ放映権料・スポンサー料(広告など)の3部門。

 

4位バイエルン・ミュンヘン・328億円 [4位/329億円] チケット収入73億円、放映権料73億円、スポンサー料182億円

10位シャルケ・207億円 [16位/143億円] チケット収入36億円、放映権料77億円、スポンサー料94億円

16位ドルトムンド・142億円 [ランク外/108億円] チケット収入28億円、放映権料33億円、スポンサー料81億円

18位ハンブルガーSV・132億円 [13位/149.4億円] チケット収入42億円、放映権料28億円、スポンサー料62億円

 

4位のバイエルン・ミュンヘンがブンデスリーガ全体で断トツの収入を得ており、10位のシャルケとは120億円の差があります。特にスポンサー料の182億円は20クラブのなかでも1位で抜群の知名度に加えてEURO圏内で経済が好調なドイツ国内を中心とするスポンサーの恩恵を受けているのでしょう。

 チケット収入ではここでもバイエルン・ミュンヘンの73億円が最高ですが残りの3クラブを見るとそれほど大きな差はありません。ほぼ開催される試合は満席になるブンデスリーガにしては全体的に少ないように思えますが、4大リーグ別のチケット平均価格はブンデスリーガは2,320円、セリエAは3,014円、リーガは4,465円、プレミアは4,800円(価格は08-09シーズン・当時レートで換算)となりチケット価格が4大リーグのなかでも低価格のためだと思われます。

放映権料はブンデスリーガも分配式で各クラブに公平に振り分けられますが、バイエルン・ミュンヘンとシャルケはチャンピオンズリーグ出場による金額が含まれていると思われます。

 

ブンデスリーガに関しては抜群の人気と先ほども述べたように景気のよいドイツ国内のスポンサー収入が各クラブの経営を安定させているのでしょう。

次回はイタリア・セリエAを取り上げます。

 

 

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